オリゴ糖でもう1つ注目されている健康効果が、整腸作用です。食物繊維が整腸作用を持つ事はよく知られているところですが、その食物繊維と並び、腸内環境をバランスよく健康的に維持・改善していく「プレバイオティクス」という食品成分として、オリゴ糖も注目を集めているのです。

ただ前ページでも説明させていただきましたように、オリゴ糖にも種類は様々。胃や小腸で吸収される消化性のオリゴ糖と、その辺りでは消化されずに大腸にまで行く、難消化性のオリゴ糖の2種類に分ける事が出来ます。整腸作用が期待出来るのは、後者の難消化性の方です。

ヨーグルトのコマーシャル等で、ビフィズス菌というのを見たり聞いたりした事があると思います。ビフィズス菌は大腸にしか存在せず、腸内善玉菌の99.9%がこのビフィズス菌なのです。強力な殺菌作用を有する酢酸や乳酸を作り出し、悪玉菌が増えるのを防いでくれています。悪玉菌増殖を防ぐ事により、善玉菌を優勢に保ち、便秘のような腸の不調へ傾きにくくするのです。大腸にしかいないビフィズス菌の餌になるためには、難消化性で大腸にまで届いてくれるオリゴ糖が重要です。

参考サイト〔私の便秘は解消しました。~この感動をあなたにも~

「オリゴ」とはギリシャ語で、「少ない」という意味です。玉葱やタケノコといった自然の食材に含まれてはいるものの、その量は少ないです。特保に指定されているような信用出来る商品と、併用して摂取されるのが効率的です。

「甘い」、「甘味料」という言葉を見れば、虫歯の心配をされる方も多いんじゃないでしょうか。通常甘いものを口にすると糖類が分解、酸が発生するため、その酸に虫歯菌であるミュータンス菌が反応、歯を溶かし虫歯となります。

ただこれは、お菓子やご飯などを食べた場合で、オリゴ糖に酸は含まれません。だからミュータンス菌も反応しないのです。オリゴ糖の開発当初は、虫歯になりにくい甘味料として開発されたオリゴ糖を使って、お料理やおやつを作るのが、虫歯予防を考えた場合には有効です。

ガムには、虫歯になりにくい事を売りにしている、キシリトールガムというのがありますよね。キシリトールガムの甘みも勿論、ミュータンス菌に反応しません。キシランと言われる植物繊維が原料として使われています。このキシランを原料としてキシロオリゴ糖も造られます。このキシロオリゴ糖は、虫歯になりにくいという性質に加え、難消化性という性質も持ち合わせています。難消化性ですので腸にまで届き、善玉菌を増やしてもくれます。

色々種類があるオリゴ糖は、いずれもミュータンス菌を増やさない性質を持ちますが、その中でも特別にその効果が顕著なのが、キシロオリゴ糖とフラクトオリゴ糖です。フラクトオリゴ糖の甘みは、砂糖のおよそ60%。カルシウム吸収を促進しますから、骨を丈夫にするのに役立ちます。

世の中が健康ブームと言われ始めて、どれくらいが経つでしょう。新しいサプリなんかが日々登場して、コマーシャル等で目にするのは珍しくも何ともないですよね。高齢化社会となった日本で、出来れば病気とは縁遠い生活を送りたいと考えるお年寄りやその予備軍が増え、女性に限らず男性までもがダイエットに励み、体に良いものに関する情報へのニーズが高まるのは、致し方のない事かも知れません。

そんな日本に住んでいれば、「オリゴ糖」の名前くらいは、聞いた事があるんじゃないでしょうか。オリゴ糖の入った食品のコマーシャルで、「特保(トクホ)指定」というワードが連呼されています。特保とは、特定保健用食品の略です。人が飛び跳ねたような絵と共に、「消費者庁許可」と書かれたマークが目印で、科学的に体に良い事が国に認められている事を示しています。

オリゴ糖は甘味料としても使われ、その名の通り味は甘いです。ただその甘さは、砂糖に比べると控え目。オリゴ糖にも種類があり、甘みが砂糖の25~35%程度のもの、その含有量が55%以上で砂糖の50%近くになるものもあります。ヨーグルトの味付けに使ったり、コーヒーや紅茶の甘み付けに使ったり、料理の味付けに使ったりと、幅広く使用されています。甘いですが特保指定される商品もある位ですので、その健康への効果は折り紙付きと言っても良いでしょう。どんな健康効果があるのかを、このサイトで解説してみます。